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  • 執筆者の写真工藤 茜

【5分でわかるヘルスケア】東洋医学の人体論

更新日:2023年6月22日

 今回は中国伝統医学=東洋医学における、「人体論」について解説します。


東洋医学の人体論

 前回書いた通り、日本の教育は基本的には西洋医学ですので、学校で習う人体の構造や機能、さらに理科室の人体模型くんも西洋医学を元に作られています。


 東洋医学ではこれから説明する「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」で人体の仕組みを捉えており、「蔵象学説(ぞうしょうがくせつ)」という歴史ある医学書の中では臓腑はお互いの働きに関連するという考え方も説かれています。


五臓六腑図解(無断転用はお控えください)


 一見、人体模型くんと同じじゃないの?と思う方もおられるでしょう。

 実は、日本に西洋医学が伝来した際に学者達が東洋医学の名前を翻訳に使ってしまったので違う意味なのに同じ名称がついてしまったのだとか。内容や考え方は別物なので混同しないように注意しましょう。


五臓六腑のおもな働き

五臓

精気が満ちることで働く


呼吸によって発散と散布を行う、気や津液を上から下に下ろす


血全身に巡らせる、精神をコントロールする


血を作る、気・血・津液の流れのバランスをとる


食べたものを取り込んで上焦へと運ぶ、出血を防ぐ


肺から気や津液を引き継いで水分の管理を行う、生殖機能



六腑

食物を摂取することで働く


消化の補助


食物を受け付け、貯留しながら消化し、ゆっくりと小腸へ届ける


小腸

胃から粥状になった食物を受け取り、さらに消化し

必要なものは脾へ不要なものは大腸へ送る


大腸

小腸から受け取ったものから更に水分を吸収し、便を作る


膀胱

蓄尿と排尿


三焦(さんしょう)

上焦、中焦、下焦からなる、津液や気の通り道


まとめ

 人体論全部を理解なんてできなくて構いません!この先何かあれば、このページに返ってくれば分かるよという記事です。

 ネット上でも五臓六腑図解はあまり出ていないので今回自作しました。一度、西洋版解剖図を作ってから東洋版に書き直したのですが、東洋医学の人体は結構ざっくりしています!!が、機能については特有な視点で分析されていて面白いなと思います。


 次回は「陰陽論」と「五行論」をご紹介します。段々本質に近づいていきますのでお楽しみに!


 ご覧いただきありがとうございました。



参考文献

「東洋医学の教科書」ナツメ社



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